はちまん瓦〜八幡瓦〜いぶし瓦

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「なぜ近江八幡に瓦産業だったのか」を紐解くと・・・
 
八幡瓦の歴史」のページで紹介した通り八幡瓦は江戸時代から地場産業としてきたが、なぜ、栄えたのでしょうか。

これだけではないが、大きな原因に近江八幡の土性の良さがあるとされています。

その昔から、八幡瓦の土(粘土)は付近の湖岸より採取する湖岸堆積粘土でありました。

その粘土が沢山採れたことが繁栄の要因のひとつと言えるでしょう。
 

田んぼの土!?
 
ちょっと昔までは、田んぼの土を原料として使用していたといいます。

田んぼの土は大変に上質の粘土質で重宝したとのこと。

昭和15年発行の「滋賀県八幡町史」に掲載されている表や図を見てみると当時の田んぼの土性が良いのが分かる。

 


土性調査成績表 (昭和15年当時)

調査地
地目
地質
底土

耕土の深さ

原土100分中
細砂100分中
土性
石礫
細土
粗砂
細砂
微砂
粘土
北ノ庄御家尻
沖積地
埴壌土
0.6尺
2.49
97.51
15.87
29.50
33.54
21.09
細砂壌土
市井
沖積地
埴土
0.9尺
1.80
98.20
6.83
33.39
28.00
31.79
細壌土
土田東田
沖積地
埴土
0.8尺
1.23
98.78
9.94
25.16
29.97
34.94
細壌土
大林向川
沖積地
埴土
0.7尺
0.59
99.41
6.77
21.29
67.63
4.32
細壌土

細土中の粘土の含有量の標準

土性
粘土含有量(%)
砂含有量(%)
砂土
12.5 以下
87.5 以上
砂壌土
12.5 〜 25.0
87.5 〜 75.0
壌土
25.0 〜 37.5
75.0 〜 62.5
埴壌土
37.5 〜 50.0
62.5 〜 50.0
埴土
50.0 以上
50.0 以下


表・図共に 昭和15年1月30日発行 「滋賀県八幡町史 中」より抜粋

今は?
 
現在は、3種類の土をブレンドし使用しています。

県内産の頁岩(ケツガン)・杯土(ハイド)・山土をブレンドしています。

その粘土に瓦シャモットを混合します。

この4種類のブレンドしたものがはちまん瓦の土(粘土)です。
 
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